MESSAGE
新しいコーヒー文化の創造
TYPICAは2019年11月1日にオランダ・アムステルダムで創業しました。「ダイレクトトレードの民主化」 をテーマに「高品質なコーヒーのサステナビリティを育むことで、コーヒーに関わる全ての人々がともに幸福に生きる世界」を追求しています。
アムステルダムに加え、東京、ソウル、台北に拠点を置いたTYPICAは、サービス提供範囲を世界59カ国へ拡充し、約5,000軒のコーヒー生産者とロースターが活用する世界的なプラットフォームを皆さまとともに育んでまいりました。
コーヒーは美味しい飲み物であるとともに、人と人との繋がりを活性化するメディアであるとTYPICAは考えています。それを体現する活動の一環として、本年より新たに「TYPICA年次総会」を主催いたします。
コロナ禍に創業したという背景もあり、TYPICAはコーヒー生産者、ロースターとオンラインでのコミュニケーションを主に重ねてまいりましたが、「TYPICA年次総会」では、永続的発展的なコーヒー産業を担う同志として、ともに学び対話する、全く新しい国際コーヒーミーティングを開催します。
また、それらのミーティングを世界中の人々とオンラインで共有することで、コーヒー産業のみならず、あらゆる産業に携わる方々とともに永続的発展的な道の文化を創造する機会にしたいと意気込んでおります。
皆さま、奮ってご参加下さいますよう、心よりご案内申し上げます。
2022年9月吉日
TYPICA社員一同
CONCEPT
SDGS Sustainable Development Generational Shapers
本年度のTYPICA 年次総会のテーマは「SDGS〜永続的発展世代始動」とさせていただきます。
TYPICAは「美味しいコーヒーのサステナビリティを高める」という主題に集う人々のコミュニティです。
テクノロジーの進化は人類がより良く生きる可能性を飛躍的に高め、コーヒー業界を大きく発展させてくれました。その一方で、格差の拡大や自然環境の破壊を加速し、コーヒー業界を危機的な状況へと進めてきた側面もあります。
「Sustainable Development〜永続的発展〜」はコーヒー業界だけでなく、いまの世界を生きる全ての人々が、ともに深め合いたい主題のひとつでもあるのではないでしょうか。
年次総会での様々なプログラムや交流により、私たち一人ひとりの永続的発展観を育み合い、また新たに一丸となり始動できますことを祈念いたします。
Day0 Report
2022.10.8 : 学び、対話、感謝を一つの空間で。TYPICA初のロースタービジット2022.10.09 : 生産者、ロースター、生活者の垣根を超える。ロースタービジットin東北
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DAY 1 10月10日
Cultural
Experience サステナビリティの象徴 伊勢神宮への正式参拝 -
日本の精神文化の象徴であり歴史的・世界的にも賞賛される場所のひとつ伊勢神宮を知り、学び、経験することからTYPICA年次総会は始まります。また、正式参拝行事前には、元ユネスコ本部事務局長顧問、服部英二氏による基調講演「常若の思想 Ever Lasting Regeneration」からともに学ばせていただきます。サステナビリティの真髄を知り、ともに参拝できる唯一無二の文化体験となります。
服部 英二 氏 プロフィール 経歴
1934年生まれ。京都大学大学院にて文学修士。同博士課程単位取得後、仏政府給費留学生としてパリ大学(ソルボンヌ)博士課程に留学。
1973~94年ユネスコ本部勤務、主席広報官、文化担当特別事業部長等を歴任。その間に「科学と文化の対話」シンポジウムシリーズ、「シルクロード・対話の道総合調査」等を実施。94年退官後、ユネスコ事務局長顧問、同官房特別参与、麗澤大学・同大学院教授、日仏教育学会会長、地球システム倫理学会会長、国際比較文明学会(ISCSC)副会長等を歴任。
現職
麗澤大学国際研究所客員教授、地球システム・倫理学会会長顧問、比較文明学会名誉理事、非営利一般財団法人京都フォーラム至誠塾長、NPO法人世界遺産アカデミー理事、世界ユネスコ協会・クラブ連盟名誉会長。
賞歴
1995年フランス政府より学術功労章オフィシェ位を授与される。
2010年全国日本学士会よりアカデミア賞を授与される。
著書
『文明の交差点で考える』(講談社現代新書 1995年)、『出会いの風景-世界の中の日本文化』(1999年)、『文明間の対話』(2003年)、『文明は虹の大河』(2009年、共に麗澤大学出版会)、Letters from the Silk Roads (2000),Deep Encounters(2009,共にUniversity Press of America)、『対話」の文化』(鶴見和子との共著、2006年)、『未来時代の権利-地球倫理の先覚者、J-Y・クストー』(編著、2015年)、『転生する文明』(2019年、共に藤原書店)、『地球倫理への旅路』(2020年、北海道大学出版会) ほか。
Day1 Report
2022.10.10 : 「私たちは自然の内にいる」サステナビリティの真髄に触れる2022.11.15 : とこわかの思想 Ever Lasting Regeneration:服部英二氏基調講演
- DAY 1 申し込み終了
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日時 : 2022年10月10日(月) 10:00〜16:00
参加費 : お一人 10,000円(※正式参拝玉串料含む)
参加方法 : 参加人数に限りがあるため、応募フォームよりご応募頂いた方から選考とさせて頂きます。
場所 : 【講演】神宮会館大講堂/【参拝】伊勢神宮内宮
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DAY 2 10月11日
International
Meeting 国際コーヒーミーティング -
世界22ヶ国からコーヒー生産者、ロースターを中心とした業界関係者が一堂に会し、東京・虎ノ門ヒルズフォーラムで国際コーヒーミーティングを開催します。「美味しいコーヒーのサステナビリティを高める」という志を共有する全ての人々に開かれた場づくりを目指します。
※多言語対応
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TYPICA's Presentation
TYPICAが皆さまと共有する構想の実現に向けて、新たに開始する「IT’S A NEW WAVE CAMPAIGN」ついて、AM9:00より発表いたします。
※報道関係者専用スペースあり -
Producer Award
年次総会に参加する生産者を参加者全員で表彰します。生産者のプレゼンテーションを受けた来場者全員と、特別推薦人のカッピング投票により決定します。
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Dialogue
美味しいコーヒーのサステナビリティを高めるために各分野でご活躍のスペシャルゲストをお招きし、対話を深めます。
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Community Dinner
参加者の交流を促します。参加者同士のコミュニケーションのみならず、コミュニティ全体で有意義な時間を共有できる場づくりを目指します。
Guest Producers 来日ゲスト生産者
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Nayra Qata
Juan Boyan Guarachi, Florentino Apata Ramirez, Eber bohorquez Vargas, Gonzalo Mamani Machaca, Sulma Eliana Soliz Cuentas
Bolivia
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Finca Senda Salvaje
Carmelo Yujra, Deysi Ramos Carrillo
Bolivia
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Gorrion
Celso Mayta, Carmen Tapia Aica
Bolivia
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Finca Isabel
Fernando Calle
Bolivia
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Sempiterno
Nassia Salvador Palacios
Bolivia
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Familia Mamani
Gonzalo Mamani, Luis Antonio Mamani
Bolivia
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4 Llamas
Andres Torrico Ramirez
Bolivia
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Acacia Hills
Leon Christianakis, Aideen Christianakis, Jovin Thomas Maina
Tanzania
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GDM/Tanin
Mary Super, Hassan Gwando
Tanzania
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Rockbern Coffee Group
Peter Muchiri
Kenya
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Wete Ambela Coffee
Mekuria Mergia, Elias Yifter Asegahegn
Ethiopia
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Moplaco
Heleanna Georgalis, Aisha Mohammed Imran
Ethiopia
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CAFESMO
Hidardo Hernández, Bas Wiersma
Honduras
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Java Frinsa Estate
Fikri Raihan Hakim
Indonesia
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Coffee Quest Colombia
Ronald de Hommel, Diego Samuel Bermúdez Tapia, Sergio Villada Tangarife
Colombia
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Caffeine Nirvana
Danish Ali
India
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Primavera Coffee
Nadine Rasch
Guatemala
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Peralta Coffees
Julio Peralta
Nicaragua
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Baho Coffee
Emmanuel Rusatira, Christine Vuguziga
Rwanda
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Woolis
Angelica Bertram
Mexico
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Cuatro Caminos Coffee Estates
David George Sewell, Debra Lisa Sewell, Daniele Levorato
Panama
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CaféNor
Alejandro Valiente C., Valeria Maria Valiente Quinteros
El Salvador
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Mokha not Mocha!
Abdulrahman Saeed
Yemen
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Café de Altura
Esteban Villalobos Corrales, Marco Vinicio Ruíz Chacón
Costa Rica
Day2 Report
2022.10.11 : 生産者の志や人間性にも光を当てる。コミュニティの力で世界を変える- DAY 2 申し込み終了
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日時 : 2022年10月11日 一部9時〜18時/二部19時〜21時
参加費 : 【全日】20,000円、【一部】10,000円、【二部】10,000円
参加方法 : 参加人数に限りがあるため、応募フォームよりご応募頂いた方から選考とさせて頂きます。
場所 : 虎ノ門ヒルズフォーラム 〒105-6305 東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー5階
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DAY 3-5 10月12-14日
Collective
Impact SCAJ TYPICAブース&ステージ -
SCAJの会場を舞台に、生産者やロースターをお招きし、様々な企画を実施します。二日目にステージで開催されるTYPICA GUIDE Final Roundの推薦にも是非ご参加ください。
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Community Talk
TYPICAが創業より三年間、ともにコミュニティを育んでいただいた方々をゲストにお招きするトークイベントを開催します。TYPICA GUIDE Final Roundに出場するロースターの皆さまのコーヒーも味わっていただけます。
Design by Yasuhito Hiraki
Guest Roasters ゲストロースター
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19grams
Germany
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Oasis Coffee Roaster
Taiwan
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WERK ROASTERS
South Korea
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Three Marks Coffee
Spain
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Uncommon Amsterdam
Netherlands
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豆ポレポレ
Japan
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COFFEE COUNTY
Japan
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LATTEST
Japan
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ROASTERY MANLY COFFEE
Japan
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GLITCH COFFEE & ROASTERS
Japan
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LEAVES COFFEE ROASTERS
Japan
- DAY 3-5 受付終了
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Community Talk
日時 : 2022年10月12日(水) 〜 14日(金) 10:00〜17:00 (最終日は16:00まで)
参加費 : 無料 ※SCAJの入場費は、別途必要となります。SCAJの入場についてはSCAJのWebサイトよりお申し込みください。
参加方法 : 席数に限りがあるため、先着順で指定席の仮予約を受け付けております。
場所 : 東京ビッグサイト 西展示棟 3・4ホール 東京都江東区有明3丁目11−1
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TYPICA GUIDE Final Round
本当に美味しいコーヒーと出会うTYPICA GUIDEのFinal RoundをSCAJのステージにて行います。当日までに推薦された7名の2-Star Roasterがステージでプレゼンテーション&ブリューイングを実施し来場者の皆さまが推薦したいロースターを決定します。
会場には特別推薦人の他に、世界20カ国のコーヒー生産者及びロースターも来場いたします。
TYPICA GUIDE Special Guests特別推薦人
世界中のコーヒー生産者、ロースター、そして各分野で活躍するコーヒーラバーに特別推薦人としてご参加頂きます。
Final Roundの会場にもご登場頂く予定です。
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経済
株式会社ディー・エヌ・エー 代表取締役会長
南場 智子
1986年マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。1990年ハーバード・ビジネス・スクールにてMBAを取得し、1996年にマッキンゼーでパートナー(役員)に就任。1999年に株式会社ディー・エヌ・エーを設立し、現在は代表取締役会長を務める。2015年より横浜DeNAベイスターズオーナー。著書に「不格好経営」。
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飲食
カンテサンス オーナーシェフ
岸田 周三
1974年生まれ 愛知県出身
日本、フランス数店で研鑽を積み、パリのAstrance(アストランス)にてシェフのPascal Barbot(パスカル・バルボ)に師事。その後帰国し、2006年5月にカンテサンスをオープン。2007年発刊のミシュランガイド東京2008で三ツ星を獲得し、現在まで継続。 -
音楽
HIP HOPアーティスト
KREVA(クレバ)
2004年にシングル「音色」でソロメジャーデビュー。
その活動の軌跡には常に“HIP HOPソロ・アーティスト「初」”という肩書きがつくアーティスト。さまざまなアーティストへの楽曲提供やプロデュースも手掛けている。作詞、作曲、トラックメイク、ラップ、さらにはプロデュースまで、全て自身でおこなう日本の音楽界最重要人物のひとり。 -
メディア
WWDJAPAN編集統括 サステナビリティ・ディレクター
向 千鶴
横浜市出身。東京女子大学卒業後、エドウインなどを経て1999年にINFASパブリケーションズ入社。記者として主にパリ、ミラノ、NY、東京のファッションウィーク取材を担当。ファッション&ビューティのビジネスメディア「WWDジャパン」編集長を経て21年4月から現職。
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メディア
Standart創刊者兼編集長
ミハエル・モルカン
独立系スペシャルティコーヒー雑誌「Standart」の創刊者兼編集長。世界83ヶ国に愛読者を持ち、クライメート・ニュートラル(気候中立)な事業として認定されている。2021年には年間ベスト・コーヒー・マガジン賞を受賞し、Forbes、Eater、New York Magazineがその活動を紹介した。
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コーヒー
ロックバーン・コーヒー・グループ 創業者/CEO
ピーター・ムチリ
ナイロビ大学経済学部卒。ストラスモア大学では会計学を修める。コーヒー生産者の家庭に生まれ、幼少期からコーヒーへの愛情と情熱を育む。読書家で、武士道を信条とする。シンプルであること、そして柔軟であることを好む。自慢の子供を育てる父親であり、愛妻家。
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コーヒー
ジャバフリンザエステイト
フィクリ・ライハン・ハキム
インドネシア在住。IPB大学で機械・バイオシステム工学を専攻し卒業。農家だった祖父と父の背中を見て育ち、子供の頃から農家になることを志していた。2011年に家族経営の農園ジャバフリンザエステイトでコーヒー栽培を始める。2014年には初めて収穫したコーヒーの精製に着手し、2016年に輸出を開始。翌年にはコーヒー・カッピングのトレーニングを始めた。専門分野はアラビカ・コーヒーの栽培と農園管理、アラビカ・コーヒーの精製。
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コーヒー
プリマヴェーラコーヒー創設者兼ディレクター
ナディーン・ラッシュ
グアテマラで生まれ育ち、幼少期の多くを家族が営むコーヒー農園で過ごす。イギリスでファイナンスを学び金融業界で働いた後、2012年からコーヒーの仕事を始める。スペシャルティコーヒーの可能性に導かれてグアテマラに戻り、家族の農園で働くと同時に他の生産者との関係性を築き始める。2013年にプリマヴェーラコーヒーの前身である株式会社サードウェーブコーヒーソースを設立して以来、最高のグアテマラコーヒーをヨーロッパと北米のロースターに届けている。Qグレーダー、Qプロセッサーの資格を持つ。
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コーヒー
TYPICA 創業者
山田 彩音
TYPICAの共同創業者。生産者とのコミュニケーションとクオリティコントロールを担う。学生時代にコーヒーと出会い、生産地の仕事を志す。焙煎士のキャリアを積み、その後コーヒースタートアップへの参画を経て今に至る。
Day3-5 Report
2022.10.12 : ダイレクトトレードが人と人を近づける。SCAJに誕生した”ボーダレスな世界”2022.10.13 : すべてのコーヒーラバーが選ぶ本当に美味しいコーヒー。「人が人を想う心」が美味しさを決める
2022.10.14 : 「顔が見える」「つながる」の先へ。永続的発展へ踏み出した一歩
- DAY 4 受付終了
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TYPICA GUIDE Final Round
日時 : 2022年10月13日(木)12:30-14:00
参加費 : 無料 ※SCAJの入場費は、別途必要となります。SCAJの入場についてはSCAJのWebサイトよりお申し込みください。
参加方法 : 席数に限りがあるため、先着順で予約を受け付けております。当日参加の方も自由席からご覧頂けますが、ステージから近い席は指定席となりますので、ご予約頂いた方のみご利用頂けます。
場所 : 東京ビッグサイト 西展示棟 3・4ホール 東京都江東区有明3丁目11−1